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AudioExtractly
アーキテクチャと技術仕様

AudioExtractlyの動作の仕組み

端末内で完結する安全なメディア抽出の技術アーキテクチャをご紹介します。AudioExtractlyはコンパイルされたFFmpeg WebAssemblyをブラウザのサンドボックス内で直接実行するため、サーバーへのファイルアップロードは一切不要です。

5段階の抽出パイプライン

01

ローカルファイルの読み込み

端末から動画ファイルを選択またはドラッグ&ドロップします。ブラウザのFile APIにより、ネットワーク転送を行わずにローカルアクセスが許可されます。

Engine Detail: メディアファイルはWebAssemblyの一時的な仮想ファイルシステム(MEMFS)にマウントされます。外部サーバーや解析エンドポイントへのデータ送信は0バイトです。
02

ストリーム解析とヘッダー読み取り

エンジンがコンテナのメタデータテーブルとストリームヘッダーを解析し、内包されているすべてのストリームを検出します。

Engine Detail: ブラウザ内プロブが各ストリームを検査し、コーデック、チャンネル数、サンプルレート、ビットレート、言語タグを正確に特定します。
03

可逆ストリーム分離(Stream Copy)

抽出したい音声トラックや字幕トラックを1つまたは複数選択します。

Engine Detail: ストリームコピー処理(-c copy)により、再エンコードすることなく元のストリームデータを直接取り出し、音質の劣化なく完全なオリジナル音質を維持します。
04

動画の無音化書き出し(任意)

動画編集素材として活用するために、音声トラックを除去した無音動画を出力します。

Engine Detail: 映像ストリームのみを再圧縮なしでコピー(-an -c:v copy)し、画質を一切落とさずに無音動画をわずか数秒で生成します。
05

Blob化とメモリ解放

抽出されたファイルがブラウザのローカルメモリから即座にダウンロード可能になります。

Engine Detail: 抽出データはローカルのBlob URL(URL.createObjectURL)として生成されます。処理完了後、仮想ファイルシステム内のファイルは削除され、ブラウザメモリが適切に解放されます。
⚙️

ブラウザ内WebAssemblyアーキテクチャ

AudioExtractlyはFFmpegのC言語ソースコードをWebAssembly(WASM)にコンパイルし、ブラウザの安全なサンドボックス内でネイティブ並みの速度で実行しています。クラウドへの大容量アップロード待ちやキュー待ちがなく、端末のCPU能力をフルに活かして瞬時に処理します。

🛡️

アップロードゼロの完全プライバシー

プライバシーはポリシーではなく設計によって担保されています。サーバー側にファイル受信機能自体が存在しないため、個人動画や機密録音データが外部に送信されたり保存されたりすることは技術的に不可能です。開発者ツールの「ネットワーク」タブで0バイト送信であることをいつでも検証できます。

メモリとハードウェアの制限

WebAssemblyはブラウザの32ビット仮想メモリ空間(通常ヒープ上限約2GB)で動作するため、極めて大容量の動画ファイルではメモリ上限に達する場合があります。大容量ファイルを扱う際は、端末の空きRAM容量をご確認ください。

動画を選択して開始

動画ファイルをここにドロップするか、デバイスから選択してください。抽出前に含まれるトラックを解析します。